避雷針に関する情報はここをチェック!
従来の避雷針と最新の避雷針の違いとは
従来の避雷針と最新型とでは違いがあります。
そもそも避雷針とは原理的には非常に単純な装置であって、現実には配線が多少複雑になったりすることはあるものの、本質的には地面から高所まで伸びた1本の金属棒です。
雷は上空の雲の中がプラスあるいはマイナスに帯電することで始まりますが、その地表部、その中でも特に高所にあるものには雲とは反対の電荷が集まり、雲の中の電荷が限界を超えた場合にその場所を目掛けて空気中に放電が起きることで起こります。
最新式の避雷針とは、ちょっと乱暴な言い方をすれば、ある限界を超えたときに一挙に放電を起こして雷を発生させるのではなくて、常時少しずつ電荷を流し続けることでそもそも限界を超えさせないようにする仕組みと言えます。
ただし、子供でも分かることですが雷とは大規模な気象現象ですから、その全域にわたってこのような状態を作り出すことは実際的ではありません。
あくまでもその最新式避雷針を設置した場所で局所的に効果を上げるのです。
落雷対策として重要な避雷針への落雷率とは
マンションの上や鉄塔の上などに設置されている落雷対策の避雷針ですが、どのくらいの落雷率があるのかと疑問に思ったことがある方も多いと思います。
そんな避雷針には主に2つのものがあり、ひとつが落雷を誘発して受け止めるものともうひとつがそもそも落雷を発生させないものです。
従来の一般的なものが雷を誘発するもので、比較的新しく取り入れられるようになったのが雷を発生させないものとなっており、それぞれ雷の発生率にも大きな違いがあります。
従来型の避雷針の場合は雷の発生率が約70%以上と言われており、比較的高い確率で落雷を受け止めることができます。
もう一方の新しい避雷針の場合は約99%もの確率で落雷自体を防ぐことができ、より安全に過ごすことができると言えます。
また、カバーできる範囲に関しても新しい方が優秀であり、そのカバー範囲は直径100m以上にもなるのでより広い範囲を守ることができます。
このように従来型よりも最新型の方が機能が優れているので、導入する際は最新型の方がおすすめです。